先日の記者会見で聞かれた質問にお答えしますシリーズ。その1
愛読書について。
『自分たちの未来は、自分たちに決めさせてくれ!!!』
「いつかロロサエの森でー東ティモール・ゼロからの出発』南風島 渉さん著(2000年:コモンズ)より
わたしの心に響いた、この言葉。
東ティモール独立闘争の民衆のデモで、若者たちが泣きながらそう叫んでいる・・・。
この本は、わたしに選挙の考え方、根っこの部分を作った、愛読書。
「独立か、併合か、どっちだろうが、自分たちのことは自分たちで決めさせてくれ」と命がけの住民投票を成し遂げた、当時の東ティモールの人々。
「今の日本人の選挙への意識の低さに、とってもガッカリしている。 『行かないのなら、その一票俺にくれ!代わりに俺が行ってくる!!』」と南風島さんが度々トークイベントで話している東ティモールの若者の言葉。
わたしたちの選択がどこかの、誰かの運命をも左右する大切な一票だってことに気づかされた。
そんな大事なこと学校で習っただろうか・・・。
わたしたちの運命は、選択できまる。
諦めないで、よりよい社会の実現に向けて、みんなで知恵を絞って、競争ではない共生の社会を目指していきたい。
はせがわ。