先日の記者会見で聞かれた質問にお答えしますシリーズ。その7
Q7、シングルへの支援って具体的にはどんなこと?
わたしも一時期、シングルマザーでした。
この時は【ひとり親という理由で、不自由な思いを子どもにさせたくない】という事が一番強く思っていたことでした。
とにかく、働いて、働いて、収入を得ることが、親の責任。と考えていました。
その中で肩ひじ張らずとも、社会保障という枠組みで、いろんな事情の家庭に
行政の支援策があると知りました。
しかし、行政からいろいろと面倒を見てくれるコーディネーターがその家庭に飛んできて、その家庭にあったアドバイスをしてくれる。ということはそうはありません。
その時々に合わせた、相談窓口があっていい。
すぐにでも始めたいことは、ひとり親家庭への支援策である、児童扶養手当のことです。
現在は、4か月に一度、年三回の支給です。
この4か月に一回では、心もとないご家庭があります。
年12回、毎月1度の支払いにすることで、一か月のやりくりが楽になります。
様々な事情を抱えて、自分らしく生活をできずにいる方達に、ニーズに合わせた支援を考えていくことはシングルの支援においてだけでなく、ほかの分野においても必須課題です。