長谷川 じゅんこ ブログ

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東香書展へ

8/20(土)の午後は、東香書展へおじゃましました。
報告会後はすぎむら慎治さん、越生町の木村好美町議と美杉台公民館の目の前のハーブガーデンへ。
“美杉台マルシェ”開催中(21日も)だったので、キッチンカーやクラフト販売、青果などたくさんの出店で、お客さんも多くとてもにぎわっていました。
わたしは一仕事あとの昼ご飯だったので、きれいで可憐な草花たちはよそに、花より何とか、ということで心置きなく美味しくいただきました\( ‘ω’)/
食後は「お時間ありましたら、ご案内したいところがありまして」、ということで、杉村さんと飯能市民会館で開催中(~21日まで)の東香会主催の東香書展へ。

まずは61回もこれまで開催されていたこと驚きます。飯能祭りよりも歴史が長いということでさらにびっくり(*_*)。
ここまで続くには理由があるのだと思います。
会を立ち上げた大野篁幹先生は2006年に他界。その大野先生とわたしはとある場所でお会いしていたことがあります。
それは、30年前のバイト先のラーメン屋さんで、お客さんとして大野先生が時々お昼を食べにきていました。その時は、普通のおじいちゃん、という印象でした。店主のマスターが“実はあの人はすんごい人なんだよ”と教えてくれて、店の壁に並べてある書は、その大野さんより贈られたものなんだ、と。
そうか、これが”本物”というものなのか…、と眺めていたことを思い出しました。
会場は大変見ごたえのある作品ばかりで圧倒されました。
主催者の柳澤朱篁会長に、大野さんの遺作の書について解説していただきました。
また生前の大野先生のお話しに、書道が人に与えるものについて、深く考えさせられました。
東香会としたのは?と杉村さん。柳澤会長曰く、大野先生は飯能の東吾野出身ということで、東から香る墨の会、ということで名付けたとのこと。
大野先生は文化の継承に努め、今もなお生徒さんをはじめ多くの方の心奥深くに生き続けているのだなと感じます。人間・大野さんの人柄を知る事が出来たこと、何よりな時間となりました。
運営にご尽力くださったみなさまに感謝するとともに、また大野さんの作品に触れる機会が訪れることを楽しみにしたいと思います。
大変貴重な機会を誠にありがとうございました。