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第52回全国私学夏季研究集会 オンライン講座

本日7/31(日)は、3日連続講座の第52回全国私学夏季研究集会のオンライン講座に午後から参加しました。リアル会場は、長野県戸倉上山田温泉♨だけど、私はzoom参加。
数ある分科会の中から選んだのは、“幼稚園の教育・労働条件と組合づくり”について。
テーマを幼稚園に選んだ理由は、ただ今、“名栗幼稚園の送迎バスの運行経路延長を求める要望の署名を呼び掛けている、幼稚園のママたちの話しをきいて、幼稚園の先生たちのお話しを聞けるちょうどよい機会だな~・・・、などというちょっとした思い付きでの参加でした。
すでに午前中から活発な意見交換があったと伺いまして、午後からの議題は、園におけるICT化について等々。
先生たちもいきなり始まったということで、抵抗なく始められる職員の方もいればみんなみんなそうではない、ということで、制度に戸惑い、四苦八苦されている園もあるようでした。
都の区内の私立幼稚園には、園児一人に一台タブレットを手渡しているところもあると聞き、マジですか?!ホント~!!って、めっちゃびっくり(*_*)Σ(・ω・ノ)ノ!
ICT化と並行するかのように認定こども園も新規開園するなど、教職員は日々仕事に追われています。
その中でも、先生方は子どもたちにたくさんの思い出や楽しい時間のために精一杯、働いてくださっています。その姿勢を拝見する中で、国はどれだけ、幼稚園の現場の声を拾い上げているのか、本当に疑問です。
いま置かれている問題が、可視化していないように思えます。しっかりと、現場の声を聞き入れる体制づくりが喫緊の課題であり、重要です。
公立保育所をつくらず、私立幼稚園に認定こども園を設置して、間に合わせようと画策しているわが国。
子どもも親も、先生も安心して過ごせる幼稚園になるよう、国はもっともっと人と予算を組み込むべきです。
大切な子どもの時間はあっという間に過ぎていく。そして子ども時代はとても限られています。
この問題について、多くの方に考えていただきたいと思います。
最後に、ある先生が、
“平和って何だろうって、改めて思う。わが教え子を再び戦場に送らない、というスローガン。平和を伝えることが大切。子どもたちの前に立つ私たち大人が伝える義務がある”、と。
幼稚園の先生たちの熱いメッセージや想いが心までしみました。
本日は分科会に参加できて本当によかったです。
来年は、ぜひ現地に足を運んで、どっぷり学びの時間にしてみたいと思います。
企画運営の皆様、本当にお世話様でした。貴重な機会を作っていただき誠にありがとうございました。

私学助成署名

名栗幼稚園送迎バス延長を求める要望書署名